犬のマダニの寄生を知る
血を吸って大豆の大きさまでに膨らむ
マダニの寄生の症状
犬の目のふちや耳の付け根、片や前足、時には指の間などに、小豆大から大豆大の光沢のある虫がしっかりと皮膚に食い込むように付着していることがあります。
時に指の間に寄生されると痛いので犬は足を引きずったり、足を地面から持ち上げて歩いたりなどの行動が現れます。
寄生しても吸血しないうちは犬の体を素早く動き回る者もおり、多い時には数百匹ものダニが寄生するときがあります。
草や木の多い地域や芝生などのある所に住んでいる犬にマダニの寄生は見られます。
マダニの寄生の予防・診断・治療
2~3匹の寄生ならそれぞれのダニを静かに引き抜いてあげれば治療は終了です。
引き抜く時はダニの付いている根元から抜いてあげないと、ダニの頭部が皮膚に残ってしまいます。
大量のダニや、繰り返し寄生される場合には、ダニ対策用の点下剤やスプレータイプのもの、ダニ対策用の抗生物質を定期的に投与して、ダニの駆除や予防を行います。